高齢者の高血圧ではアテローム性動脈硬化症に注意

高齢者の方で高血圧に悩まされている方は多いです。
やはり、年齢を重ねるにつれて、体の色々な部位に異常が現れるため、ある意味で仕方のないことだとも言えます。
血管に関しても、段々と劣化していくのが普通ですので、その結果、高血圧に悩まされる高齢者が増えてしまうのです。
ただ、若い人と高齢者では、高血圧による合併症などの頻度や重症度が大きく異なってきますので、注意が必要になります。
例えば、高血圧によってアテローム性動脈硬化症を併発してしまうケースがあります。
これはとても怖い血管の病気ですので、必ずと言ってよいほど治療が必要になってきます。
動脈硬化症というのは、高血圧の典型的な合併症で、そこからさらに、色々な病気を引き起こす可能性を秘めているのです。
何しろ、私たちの体は、ほぼ全ての組織に血管が行き渡っています。
その血管が硬くなって、きちんとした機能を果たさなくなれば、それぞれの組織でも異常が生じてくるのは容易に想像できます。
ですから、アテローム性動脈硬化症のような病気を患わないためにも、高血圧というのは一刻も早く改善したいものと言えます。
もちろん、高血圧になったら必ずアテローム性動脈硬化症になるということではありません。
血圧が高い状態が続いても、それ以上体に異常が現れない人もいます。
あるいは、他の病気を合併する人もいます。
このように、血圧が高い状態が続くと、患者さんによって色々な症状が出てくるのです。
ちなみに、血圧をコントロールするには、食生活や運動習慣を改善するのが一番です。
こうした生活習慣と血圧の高さというのは、非常に密接なつながりがあるものなので、まずはその点について見直すことをお勧めします。